海外のスーパーは楽しい。
こんにちわ。
外に出ると風に乗ってどこからか金木犀の香りがしてきます。
秋ですねぇ。
昔金木犀の香りが好き過ぎる友人が
金木犀の枝を折ってきて車に乗せ香りを楽しむという荒技を、この香りを嗅ぐたびに思い出します。
そんな彼女も今は二児の母になり子育て真っ只中なのできっと枝を折るなんてことはしてないと思います。
毎年秋になると彼女を思い出してるってことですね。
なかなかお互い忙しくて会えないけど大好きな友人です。
話は変わって文章を書くってほんと難しい。
書きたいことは山程あるんですが全然まとまらない。
私は自分の身に起こったことなのでもちろんわかっているんだけど
時系列もめちゃくちゃで他人からすると吐き出された言葉達はどれくらい伝わってるんでしょう。
知らぬが仏、そこはそっとしておきます。
まとまらないまま書き進めるので読みづらい文章で申し訳ないですが
頭の体操だと思って今日もお付き合い下さいませ。
ではでは。
スーパーへ行くの巻、スタートです。
長時間フライトでバキバキになった体をほぐすために宿から30分ほどの距離を歩くことにした私はイヤホンを耳にはめ込み音楽を聴きながら
足取り軽く知らない土地を歩いて行きます。
人通りは多くなくバス停や学校を通り過ぎ
手押し信号の横断歩道を渡ると公園が見えてきました。
お〜〜。
特になにもないけど綺麗〜。
クライストチャーチに滞在中この公園を何度か通るんですが
中央の街頭で待ち合わせしてる風な人も何度か見かけましたがまぁ絵になること。
絵になる公園と人を横目に目的地へと更に進みます。
歩いててふと思ったのが自転車の人少ないなぁ、と。
日本ではここ数年でガチの自転車(タイヤが異様に細いやつ)が流行り通勤で使う人が増えたと思うし
ママチャリで子供の送り迎えをする女の人や元気なばーちゃんなんかがサラッと乗ってる。
街中では特に移動手段として多く見かけますが
自然溢れるニュージーランドでも、街中では起伏も激しくなく平坦な道が多いのでもう少しいてもよさそうなんだけど。
たまたま見かけないだけなのか、あまり自転車自体みんな使わないのか。
そもそもニュージーランド最大都市オークランドに次いで人口の多い都市にも関わらず人が少ない。
土地が広いから人が分散されるだけなのか活動時間の違いなのか。
そんな事を考えながら音楽に合わせズンズン歩いていると体が温まってきた。
これこれ。これだよ。
やっぱり体を動かすと調子が良くなる。
そしてスーパーへ到着。
中へ入るとどこから集まってきたのか人の多いこと多いこと。
日本と同じくカゴとカートが置いてありますがカートがやたらでかい。
海外あるあるなんだろうけどあのサイズ日本では布団買う時くらいしか使わなさそう。
私サイズなら3人くらい入れるんじゃないかなと思うほどの大きさです。
そんなに大量に買い込む予定ではないので小さな方の手提げカゴを取り店内をうろつく。
初日だし自炊をするつもりはサラサラないけど野菜やらお肉コーナーをジロジロ。
ニュージーランドで出会った仕事関係で訪れていた人達はほとんどが牧場関係者か食品関係の業界の人で牛肉目的だったんですが
それを証明するかのようにこのスーパーでもお肉コーナーは広く取られていて
分厚く大きなお肉をパックしたものが棚に並びそこだけ真っ赤っかでした。
シャンプーや洗剤、化粧品、日本でも売っているもの、ないもの。
日本と同じ物でも高いもの、安いもの。
そうやって見ているだけでも面白いです。
日本のスーパーではあまり見かけませんが海外のスーパーではグリーティングカードが必ず売ってます。
ニュージーランドのスーパーでもやはりありました。
カードを送る文化がやっぱりニュージーランドでもあるのかな。
日本ではあまり浸透していない習慣ですがこうやって凝ったデザインのカードをスーパーで売っているのを見ていると
何かしらの理由をつけて買って送り付けたくなります。
便利な世の中になって今は手紙を書いたり文字を書くことが減り
メールやSNSが発達し離れた相手ともすぐに連絡が取れるようになりました。
スケジュールや日記までもが機械により管理し表現できる時代です。
それはそれで本当に素晴らしい発展。
私も大いに乗っかって使ってます。
ありがとう賢い人達。
けどたまには手書きの手紙やハガキをもらうと嬉しかったりしますよね。
小学生の頃、自分宛の手紙が届いてたりすると少しワクワクしたのを思い出します。
そんな遥か昔のワクワクを胸に抱きつつついに来ましたお菓子コーナー!
ふぉーーー!
ズラーーーーーッと並べられたチョコやクッキーの品数を見た時の私の興奮度を数字で表すなら120%超えです。
鼻血ぶーです。
大好きなブラウニーだけでも数種類!
幸せ過ぎるっ。
ニュージーランド発祥のあいつもいました。
クッキータイムのクッキーマンチャー。
ニュージーランドで有名なクッキーです。
マスコットキャラはこんなどぎつい色して体に悪そうなビジュアルなのにクッキーは無添加無着色ってゆう体に優しいイマドキ女子がみんな大好きなオーガニック。
この意外性ね。
添加物がてんこもりだろうが着色ガッツリだろうが甘いもの大好きな私でもそりゃ体にいいならそれに越したことはない。
会社用と友達用と自分用と自分用と自分用と。。。
しっかりとカゴに収めました。
次は水。
私飲み物は基本水しか飲みません。
他の飲み物も全く飲めないわけじゃないんですが
ニュージーランド滞在中お水以外飲まなかったなぁ。
ニュージーランドのお水美味しいんです。
山がたくさんあるからかなぁ。
ペットボトルの飲み口もプラスチックを上に引っ張ると飲めるこぼれにくいやつで良い!
好奇心の赴くままウロウロしていたら結構な時間が経っていました。
まずいぞ。外が暗い。1人歩きなのに。
欲しいものだいたい揃ったしそろそろレジへ。
時間帯のせいなのかセルフレジしか空いてない。
むー。。システムが全くわからないぞ。
と思っていたら後ろの人が説明してくれたんですが
やっぱりポンコツ頭は何も理解できず説明してくれた人も自分の番が来て行ってしまった。
あぁ。。待って。。。
結局近くにいた店員さんが何か言いながら(やっぱりわからん)やってくれました。
自分の英語力の無さに少ししょんぼりしながら宿に向かう暗い道を歩き始めます。
大通りを歩いていても人通りもあまりなくだんだん怖くなってくる。
ポケットに入っているライターを握りしめ変な人に襲われたら相手を燃やすシミュレーションをしながら数十分歩いているとまたあの公園に差し掛かりました。
あの公園の前にはカードボードカセドラルとゆう仮設大聖堂があるんですが、
夜になり電気がついていて綺麗でした。
なんとなく気が抜けて夜道をまったり歩き宿に到着。
買ってきたブラウニーを夕飯がわりにして一息つき
それから荷物をちゃんと整理しシャワーを浴びて歯も磨き寝る準備完了。
寝る前にタバコ吸いに行こ、と外へ出ると先客が。
日本人の若者で話を聞いていると学生時代ワーホリで一度訪れたニュージーランドを気に入りまたこっちに戻ってきてあちこち見ながら仕事を探してるとのこと。
よく喋る子でスノボの話や音楽の話もして楽しいけどなんせ外だから寒い。
とりあえず中に入ろうと中に入るとまた1人日本人の男の子が。
日本人多いなぁ。
2人とも長期滞在者のようで色々話してくれた。
けどまたもや記憶の引き出しは空っぽです。ごめんなさい。
2人の年齢を当てたらワインをもらったことと明日この辺を観光するならアートギャラリー面白かったから行ったらいいよって会話だけは覚えてます。
ワインはせっかくもらったから飲んだ。
一杯で充分。暑くなってきた。
弱い自覚があるので無理はしない。
けどどんなに無理して飲んで吐いても記憶だけは飛ばしたことはないのが若干の自慢です。
注がれた酒は飲むぜ、と謎の男前を出しつつ1人の子がそろそろ宿の掃除をする(宿のちょっとした仕事をする代わりに宿代がタダらしい)と言い出したのでおやすみを言いそれぞれ部屋へ戻ることに。
部屋へ戻ろうとするとミーティングを終えたレセプションの彼が登場。
タバコ吸いに行かないかと誘いに来たらしい。
また外へ舞い戻る。
暑くなった顔に冬の冷たい風が気持ちいい、とはならずめっちゃ寒かった。
話が長くなりそうだから部屋で話すことに。
よく英語を全くしゃべれない状態で来たなぁ、俺なら無理。だいぶ神経図太いよ!と若干ディスられつつそこでニュージーランドの生活や豆知識、日本の話で盛り上がっていたら朝。
わーお。
全然寝れてない。飛行機でも緊張が勝って一睡もできなかったんだけどな。
トラベラーズハイなのか体も頭も元気。
彼の話の中で印象的だったのが2つ。
もし英語を勉強するなら動詞を大事にするべし。
もう1つは日本人は外人と話すとき自信がないのか声が小さくなる。
せっかく話しかけても声が聞き取れなきゃ会話は成立しないよ。相手に聞こえてそこからがスタート。
間違っててもいいから大きな声でハッキリと話しなね、と言われたこと。
この時私の頭に浮かんだのは出川哲朗。
私はこの9日間出川になったつもりで過ごすぞと心に決め数時間の眠りに落ちます。
今日はここまで。
次回クライストチャーチ観光編です。